レストランで食事をする際の服装マナーは?ドレスコードの種類を紹介
ひと口にレストランといっても、さまざまな雰囲気の場所があるものです。選ぶ服装を間違えてしまっては、恥ずかしい思いをすることも。そこで本記事では、レストランで食事をする際の服装マナーについて解説します。ドレスコードの種類についてもお伝えするので、ぜひ最後までご覧ください。
この記事を読むための時間:3分
ドレスコードとは
ドレスコードとは、その場に合う装いのルールやガイドラインのことで、日本語でいうところの服装規定です。カジュアルな場面では、目にすることのない言葉ですが、かしこまった場やフォーマルなパーティーに出向く際に、提示されることがあります。また、ひと口にドレスコードといっても、格式の高さやイベントの内容によってルールは異なります。
ドレスコードの種類
ここからは、ドレスコードの種類と服装の例をご紹介します。
フォーマル
ドレスコードの中でも最も格式が高いとされているのがフォーマルです。日本では、正装や正礼装と呼ばれ、儀式や冠婚葬祭のときに着用します。ドレスコードにフォーマルを指定されている場合は、時間帯に合わせて装いを変えなければなりません。昼間の時間であればアフタヌーンドレスを、日が暮れてからはイブニングドレスを選びましょう。
セミフォーマル
フォーマルの次に格式が高いとされているのが、セミフォーマルです。結婚式や会合のゲストとなる場合、最も高い格式の服装がセミフォーマルになります。女性は、昼間であればセミアフタヌーンドレスを、夕方以降であればセミイブニングドレスを着用しましょう。
インフォーマル
インフォーマルは、最も着る機会の多いドレスコードではないでしょうか。女性のインフォーマルな服装は、上品なワンピースが基本です。結婚式の二次会やちょっとしたパーティー用のドレスなどのような雰囲気の服装で問題ありません。パンツスタイルであれば、パンツスーツやスラックスと綺麗なシルエットのシャツがおすすめです。
スマートエレガンス
スマートエレガンスは、カジュアルファッションの中でも、フォーマルよりの服装です。礼装にあたるフォーマルやセミフォーマル、インフォーマルとは異なり、冠婚葬祭などに着て行くことはできません。厳密なルールはありませんが、華やかなワンピースや落ち着いた雰囲気のドレスが該当します。カジュアルエレガンスと表現されることもありますが、スマートエレガンスと同じ認識で問題ないでしょう。
スマートカジュアル
スマートカジュアルは、綺麗な雰囲気がある普段着のことです。堅苦しくはないけれど、普段より少しドレスアップした装いを指します。簡単な食事会や学校行事に参加する際には、スマートカジュアルを意識してみましょう。
ビジネスタイア
ビジネスタイアは、会社の式典や、株主総会、パーティーなど、仕事関係のイベント用の華やかな服装です。リクルートスーツでも問題ないのですが、普段仕事で着ている服よりも、少し煌びやかなものが良いでしょう。ブローチなどの小物で、華やかさを演出するのもおすすめです。
レストランで食事をする際の服装マナー
ここからは、レストランで食事をする際の服装マナーについてご紹介します。
ストッキングを着用する
カジュアルファッションで良いと言われていても、裸足はマナー違反です。大人の嗜みとして、レストランで食事をする際にはストッキングを着用しましょう。派手なデザインのものはできるだけ避けて、肌に自然に馴染む色味のストッキングを選んでください。
カジュアルすぎるファッションは避ける
レストランによっては、カジュアル過ぎるファッションだと、入店を拒否されることがあります。ダメージジーンズやTシャツ、パーカー、スエットなどの服装はあまりにもラフすぎるため、店内の雰囲気を壊してしまいます。
露出が多すぎるファッションは避ける
女性のファッションの中には、背中や肩などを大胆に露出するデザインのものがあります。上手く場面を選べば華やかな印象を与えられるのですが、レストランにおいてはNGです。露出が多いかもしれないと感じる場合には、簡単に羽織れるものを用意しておいてください。
レストランの服装に合う髪型
ロングヘアの方がレストランで食事をする際には、髪をまとめておきましょう。顔にかかるたびに、髪の毛を触ったり払ったりする姿は、決してスマートだとは言えません。ドレスやワンピースは、アップスタイルの華やかな髪型も似合うため、トータルコーディネートの一環と考えて、きれいにまとめておきましょう。
レストランではマナーを守ったおしゃれを楽しみましょう
本記事では、レストランで食事をする際の服装マナーや、ドレスコードの種類について解説しました。レストランの雰囲気はさまざまですが、シーンに合わせてファッションを変えることが大切です。レストランの格式に合わせて装いを選び、素敵な時間をお過ごしください。