ワインを飲むときの基本マナーは?NG例を挙げて注意点を徹底解説
近年では、レストランやバーなどさまざまなシーンでワインを飲む機会が増えています。低価格で質の高いワインも増えているので、カジュアルにワインを楽しむ機会も多いですが、マナーはしっかりと守りたいですよね。本記事では、ワインを飲むときの基本マナーについて徹底解説します。NG例を挙げて分かりやすく解説するので、ぜひ最後までご覧ください。
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ワインを飲むときの基本マナー3選
ワインを飲むときに注意したいマナーについて解説します。
先に料理を選ぶ
レストランでワインを楽しむ場合、メインは料理であることを忘れないようにしましょう。食前酒を聞かれた場合は、ボトルのワインではなく、グラスのカクテルやスパークリングなどを注文します。食前酒を飲みながら何を食べるかを考え、メニューに合わせてワインを選んでください。
ソムリエに相談する
ワインを選ぶ際には、ソムリエに相談することをおすすめします。味の好みや料理との相性を伝えることで、ベストなワインを教えてくれるはずです。他にも予算や、好きなぶどうの品種、国、苦手なワインのタイプなども伝えておきましょう。
ホストテイスティングを行う
ボトルワインを注文する際は、ワインの状態を確認するためにホストテイスティングを行います。ホストテイスティングをする際は、自分が選んだワインであるかラベルを確認してください。ワインの色合いや香り、味わいを確認した上で、何かある場合にはソムリエに伝えましょう。
ワインを飲むときのNGマナー8選
ここからは、ワインを飲むときのNGマナーについて解説します。
香水をつけすぎている
ワインは、芳醇な香りも魅力の1つです。飲食店全般にいえることですが、ワインが提供される席においても、香水はつけないようにしましょう。自分は気に入っている香りでも、周りからすればワインを台無しにする不快な香りとして受け取られてしまう可能性があります。
乾杯する際にグラスを当てる
ワインで乾杯する場合には、グラス同士を当てないようにしてください。ワインの乾杯マナーは、グラスを軽く持ち上げ、アイコンタクトを取るという方法です。飲み物に合わせた乾杯のマナーを覚えれば、お酒の席をより堂々と楽しむことができます。
グラスのボディを持つ
ワイングラスを持つ場合は、ボディではなく、グラスの脚部分を持つようにしましょう。ボディを持つことで、手の温度がワインに伝わり、風味を損なう可能性があります。
グラスを何度もグルグル回す
ワイングラスをグルグルと回す行為は「スワリング」と呼ばれ、ワインを空気に触れさせることで、風味を豊かにすることを目的としています。しかし、グラスを何度も回していると、こぼしたり香りが飛んでしまったりする可能性があります。スワリングは3度ほどで十分ですし、やらなくてもマナー違反にはなりません。慣れない方がやるとこぼす可能性があるため、スワリングをする際は、十分注意しましょう。
グラスの口元が汚れたまま
食事をしながらワインを飲む場合は、グラスの口元に油汚れがつきますし、女性であれば口紅がつくかもしれません。ワイングラスの口元が汚れていると、マナー違反になってしまいます。グラスの口元が汚れたら、指先で軽く拭うことがマナーです。指は膝に置いたナプキンの内側で、そっと拭き取ってください。
ワインを手酌で注ぐ
テーブルに置かれているボトルを、勝手に自分たちで注いではいけません。ボトルを倒してしまう可能性もあるため、ワインをおかわりする場合は、店員さんにお願いしましょう。
注いでもらうときにグラスを持ち上げる
ワインを注いでもらう際は、グラスを持ち上げてはいけません。日本のお酌文化に慣れていると、手を添えたくなりますが、添え手も不要です。すべてお店の人に任せて、注ぎ終わった後にお礼を伝えるとスマートです。
基本マナーを知れば、ワインをもっと楽しめる
本記事では、ワインを飲む際のマナーについて解説しました。ワインを心から楽しむためにも、基本マナーを押さえ、NGマナーに気を付けましょう。